年中行事
日本独自の行事である「お彼岸」は、春分の日と秋分の日を中日とした前後3 日間の計1 週間に行われます。
もともとは、生きている者が極楽浄土に往生するために日常を反省し、決意を新たにする行事でしたが、現在では亡くなった方の供養として定着しました。
当寺では、先立たれたご先祖への供養として、読経、法話など合同で回向(えこう)を行っています。
回向とは、亡くなった方がやり残したことを替わりにやってあげること。
自分の善い行いを回し向けることです。
「お盆」は、お釈迦様の弟子の目蓮が、亡き母が餓鬼道に堕ちて苦しんでいるのを知り、母を救うため修行を終えた僧たちに御馳走をふるまって供養したのが始まりとされています。
先祖供養の行事は、江戸時代には7月12、13日から15、16日に行っていましたが、現在では地方によって7月盆、旧盆に近い8月盆(月遅れ盆)とに分かれています。
当寺では、7月、8月どちらも寺での合同法要、あるいは棚経(自宅へのお詣り)と、希望により4種類の供養を行っています。
住職を囲んでの法話や、仏事の相談を承ります。
仏教だけでなく、生き方や生活の中での困りごとの解決法など、身近な事柄をわかりやすくお教えいたします。
住職の著書『死んだらおしまい、ではなかった』(PHP 出版)をお読みになり、日本中から多くの方に足を運んで頂いています。
「般若心経」を毛筆で写経します。必要な道具はすべて揃っておりますので、どなたでもお気軽に参加できます。
足がお辛い方は、テーブルと椅子のお席へどうぞ。
一心不乱に文字を書くことで集中力がつき、心を落ち着かせることができます。
修行の一つとして続けていくことが大切です。
将来の大物噺家を育てる場として始まった念々寄席。
開始から20 余年、260 回以上を数える現在では、若手だけでなく、テレビでおなじみの著名落語家も含む豪華な顔ぶれが毎月交代で出演し、ご好評いただいております。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。